むごい教育

| | コメント(0) | トラックバック(0)

  徳川家康は8歳から19歳までの間、今川義元の人質になり駿府今川家の人質になりました。

 義元は家来に対し、「竹千代には、むごい教育をせよ。」と命じたのです。義元の考えを知らない家来は、竹千代に粗末な食事を与え、ほとんど休みなしで武術を教え込む生活をさせたのです。これを聞いた義元は大変怒り、このように言ったのです。「人質の竹千代には朝から晩まで、海の幸や山の幸あふれる贅沢なご馳走を好きなだけ与えてやれ。寝たいと言ったらいつでもいくらでも寝かせてやれ。夏は暑くないように、冬は寒くないようにしてやれ。学問が嫌だと言うならやらせるな。何事も、好き勝手にさせたらよい。」最後に、今川義元はこう言ったのです。「そのようにすれば、たいていの人間はだめになるから。」

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: むごい教育

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.katozeirishi.jp/blog/mt-tb.cgi/4

コメントする

このブログ記事について

このページは、terumoが2009年6月16日 17:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「 自分のやりたいことを実現する秘訣」です。

次のブログ記事は「12月3日は忘年会の日」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01