寒九の水
外は雪が降っています。
今年の冬はいつもより風が強く吹くなぁと感じます。
もしかしたら今年は「ヤマ雪」なのかもしれません。
「寒九の水」
寒九とは寒の入りから数えて九日目のことをいい、(今年は数えると1月13日でしょうか)
古くからの言い伝えで、この日の湧き水を汲むと一年のうち一番水が澄み、腐りにくいとされていて、
この日を迎えると父がカンジキを携えて
「寒九の水をくみにいかなくては...」と山沿いの湧水地に出かけていたことを思い出します。
水道もミネラルウォーターもある時代に、なんでわざわざ雪深い山の涌水を目指すのかなぁ、
といつも思っていましたが、懐かしい光景です。
今年の冬も寒さに負けないように、
コロナにも負けないように頑張ります。
伊藤(康)